
去勢、避妊の手術料はオスで2~3万、メスで3~5万で、
入院期間はオスで日帰り~1日、メスで1~2日です。 |
もし飼い主の皆さんが繁殖を望まない場合は、オスには去勢手術、
メスには避妊手術を受けさせることをお勧め致します。
去勢・避妊手術はたんに妊娠防止になるだけではなく、
生殖器系の病気の予防や、行動面の抑制、精神面の安定といった
利点があります。また手術をした方が長生きするというデータもあります。
手術を受けるのは成熟期を迎える前の4~6ヶ月くらいが望ましいでしょう。
大型犬の場合は、体が大きくなる前に手術を済ませてしまう方が
よいでしょう。
去勢・避妊手術する事により、以下のような利点、欠点があります。
利点
オスの場合
・性格が穏やかになり、しつけがしやすくなる
・無駄吠えやマーキングを抑えられる
・前立腺の疾患の予防になる
・精巣や肛門周辺の腫瘍の予防になる
・会陰ヘルニアなどの予防になる
メスの場合
・生理の世話や発情時のわずらわしさがなくなる
・望まない妊娠を避けることができる
・子宮蓄膿症の予防になる
・子宮、卵巣、乳腺の腫瘍の予防になる
・鼠径ヘルニアなどの予防になる
上記の効果以外にメス、オス共に発情期のストレスをなくし、
長生きする確立を高くすることが出来ます。
(寿命が1.5歳長いというデータがあります)
欠点
・手術を済ませてしまうと、後から繁殖をさせたくなっても不可能になってしまう。
・ホルモンバランス欠乏症により皮膚病になりやすくなる傾向がある。
(発生率が低く、有効な治療法がある為、過度な心配は不要)
・肥満になりやすくなる傾向がある。
椎間板ヘルニアの治療法は注射やレーザー手術もありますが、 最近では外科手術で圧迫している部分を切除するのが主流です。 純血種にはそれぞれかかりやすい病気や遺伝性疾患があります。 ミニチュアダックスフンドの場合、...
オス側から相手を探すのは難しく、多くの場合は メス犬を新しく購入し2頭の間で子供を産ませています。 愛犬の子供を望むのならば、まず第一にメス犬の性周期のメカニズムを 理解しなければなりません。 メスが発情するの...